故郷が…
週末に再び仙台へ。福島経由の新幹線で、鉄路で行けるようになりました。
行こうか行くまいか迷っていたのですが、実家方面へ車で出かけて
みました。
私の実家は、県南の海岸沿いの町です。
町の半分が津波の被害にあったとは聞いていたので、半分見るのが
怖かったのです。
現実は…想像以上でした。
昔からの商店街は、倒壊した家がたくさんありました。
道ばたにはがれきの山。
ブロック塀も無惨に崩れ落ちていました。
そこから浜通りに入ると、田んぼにはがれきの山、そこかしこに
自家用車や軽トラックが放置されたままの状態でした。
線路も土台が流され浮いた状態となり、家々もかろうじて2階が無事なら
ましなほう、ほとんどの家の一階部分ががれきに埋もれていました。
中には、土台ごと浮き上がって流されている家も。
周りを見渡しても、昔の風景が思い出せません。
そして、防風林や防潮堤が押し流され、すぐ近くに海が見えていました。
同級生の家があった場所も、がれきが積み重なっていました。
今は住んでいるのかわかりませんが、無事を祈るばかりです。
地震からの復興?まだまだ先の話です。
故郷のこういう姿を見るのはつらいです。
どうか一日も早く日常が戻りますように。
何もできない自分がつらいです。
普通であること
仙台には震災後、2週間滞在してました。
その後、関東に戻ってきて2週間。節電や余震の影響はあるものの、
日常生活にとりわけ不便は感じません。
一部に品不足が多少あるくらいでしょうか。
人々はいつも通り電車に乗って仕事に行きます。
外では子供たちが遊び回る声が聞こえます。
テレビをつければ、いつも通りの番組をやっています。
至極当たり前の、普通の生活。
しかしながら、震災後の仙台には、そんな生活はありませんでした。
スイッチを入れれば電気が付き、蛇口からは水が出て、風呂に入る。
そんな生活が、この一ヶ月の間できませんでした。
いえ、いまだにできていないのです。
電車も未だに復旧していない路線があります。
子供たちも、余震におびえながら静かに遊んでいます。
テレビは、生活情報が表示される外枠が、未だに消えません。
当たり前と思っていた普通の生活。
そのありがたみを感じながら過ごしています。
アタリマエ〜
今、BSジャパンで、サッカーTVプレミアムを見ています。
地上波では、Jリーグをまとめてみられる番組がないから、
こういうのがあるといいですねー。
ほぼ一週間空いてしまうのが難点ですが。月曜に放送してくれませんかね?
名古屋、大阪、鹿島…やっぱり注目度が高い順に放送されますねぇ。
すでに30分経過、仙台はまだ出てこないです(笑)。
まぁ仕方ないですね。週末の名古屋戦に勝って、来週はトップで取り上げて
もらいましょう!
そういえば、今日はこんな話題が。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20110310-OYT1T00775.htm
アルシンド、懐かしいですね〜。Jリーグ元年から、その風貌と活躍ぶりで
一世を風靡した選手ですね。
マイク・ハーフナーも、元Jリーガーのディド・ハーフナーの息子ですし、
親子で活躍する選手が出てくるなんて、時代の流れを感じますね。
しかし、考えてみれば、アデランスも大胆なことしましたよね…(笑)